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「この日のために生きてきた」 [演劇という仕事]

「この日のために生きてきた」

クロノスシリーズで、度々登場するセリフだ。
僕は、このセリフを聞くたびにグッとくる。
登場人物と重なり、思いを抑えきれなくなる。

一途という言葉では、まったく足りない、その先の感情。
彼らの自らを犠牲にした献身性には、頭からつま先まで痺れるほど打ちのめされる。
その一瞬で、膨大な時間を大切な人への思いで費やしてきたことが伝わってくる。
決して僕は知らないのに、彼らのそれまでの人生が、走馬灯のように廻るのだ。

僕には、これほどの強い思いで、目標にしてきた日はない。
もしかすると、違う形でいつか訪れるのかも知れないが、それもちょっと怖かったりする。
今、心から待ちわびているのは、この公演の初日だ。
クロノスジョウンターに乗らなくても、たった2時間で運命が変わる。
本人に意志さえあれば、舞台には、人生を変える力がある。
それだけは間違いない。
彼らが「時間」と闘う姿を、その先にあるものを、
その目で確かめに劇場に足を運んでいただけたら、うれしいです。

『クロノス・ジョウンターの伝説』
http://www.caramelbox.com/stage/30th-1/

chronos_DM.jpg

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